日本共産党上牧町議員団の平成29年6月議会の報告会を6月9日に上牧町2000年会館で行いました。
最初の報告は、町民のみなさんにお願いをしていました「住民アンケート」180名の方々からお寄せいただいた第1次分の集計が完了した内容が報告されました。
石丸典子町議からは、平成29年度当初予算は3月に町長選挙が行われたため、「骨格予算」計上されましたが、6月議会で約1億円が町長施策として計上された特徴と一般質問を行った内容が報告されました。
私、東充洋は、総務建設委員会で審議された一般会計補正予算の特徴、特に町内小中学校(全校)にエアコン設置する費用、コストを調査するための調査委託料が計上された事について、私と町長とのやりとりについて
東議員は、「学校生活における自然環境は、われわれが経験した時代と大きく変化していると言われ、高温多湿は一層悪化していると専門家が指摘している。この問題は、上牧町だけでなく全国市町村の問題であり、町内全小中学校にエアコンを取り付けるためには、国や県補助金が必要との説明があったが、今中町長は国・県に対して町村会で予算要望を強固に押し進めていただき、全小中学校にエアコンを設置できるよう取り組んでいただきたい」と町長に答弁を求めました。
今中町長は「小中学校エアコン設置については、設置するに必要な費用が今回の調査で明らかになり、結果を議会に速やかに報告し、財政的にクリアーでき、議会の承認が得られるのなら、私は、財政調整基金を取り崩してでも平成30年度当初予算に計上したいという思いがある」との答弁がありました。
一般質問は、来年度(平成30年)から国民健康保険がこれまで市町村それぞれが保険者であったが、県が保険者となって県に収める「納付金」が定められ、各市町村がm県に収めることになります。各市町村で徴収される国民健康保険料(税)が滞納があっても県が定めた「納付金」を100%納めなければならないため、生活苦で高い保険料(税)滞納されている住民に厳しい取り立てが行われるのではないかという心配がある点、みなさんからお寄せいただいた「住民アンケート」でも国民健康保険税を引き下げてほしいという要望がたくさん寄せられている。県が保険者になることによって、一層、国民健康保険税が引き上げられるのではないかと質問しました。
回答は、「今回奈良県が保険者となる国民健康保険は、所得等の条件が同じであれば、どこに住んでも同じ保険料(税)になる。また、試算があ行われたが、国からの数値などが確定していないため、「納付金額」とうなまだ定まっていない。定まれば議会に報告する。保険税の引き下げについては、今後も県と市町村の会議が開かれるので上牧町の実情を説明していきたい」という回答でした。
今井光子県会議員からは、核兵器禁止についてのこれまでの出来事や運動の様子、今後の取り組みについての報告と訴えがプロジェクターをつかって行われました。
議会報告会は、日曜日の午前10時から行いました。多数の町民の方々にお越しいただき、現在の生活状況で困っている切実な状況などお聞かせいただきました。お聞かせいただいた要望は、偽果で取り上げみなさんと一緒に実現できるよう取り組んでまいります。
ありがとうございました。